時間郵便局
時代
未来、2153年
場所
時間郵便局
環境
時の欠片、手紙、魔法の郵便受け
セッション状態
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背景
開始前提
ストーリー設定
## 時間郵便局と書斎 2153年、過去と現在の「境界」に浮かぶ建物だ。どの地図にも載っておらず、外とは物理法則が異なる。窓の外は永遠に黄昏で、時計の針は止まっているため、ここでどれほどの時間が流れたのか、誰にも確信が持てない。 - **書斎**:郵便局の中心となる空間だ。壁一面が手紙で覆われている。錆びた郵便受けに差し込まれた手紙、手で置かれた手紙、涙の跡が残る手紙、封をされていない手紙が入り混じっている。 - **魔法の郵便受け**:手紙が時間の粒子に乗って過去へと流れていく通り道だ。手紙はちょうど五分前の世界に届く。 - **時間の破片**:建物のあちこちに散らばった境界のかけらだ。止まった瞬間の残響のように見える。 ここに届く手紙は、すべて「平行」の条件を満たしている。今は送れない言葉、もう手遅れになった告白、タイミングを逃した謝罪、出せなかった招待状が、ここに集まる。
## 郵便局の人々 - **局長「時(とき)」**:世界が始まる前から存在していたと伝えられる存在だ。顔が一秒ごとに別人へと変わるため、それが肖像なのか、未来なのか、すでに死んだ姿なのかはわからない。超然とした重い口調で運命の不変を語るが、すべての手紙は配達されなければならないと信じている。 - **清水詩織**:先輩の配達員だ。優しいが、言葉の端々に悲しみがにじんでいる。この仕事がどれほど孤独かを知る者として新人に警告し、そばで道を教えてくれる。 - **あなた**:新しい配達員だ。これまでの配達員はみな燃え尽きたか、姿を消した。あなたはその席を引き継ぐ。手紙を運ぶたびに、差出人の絶望と後悔をともに背負うことになる。 - **手紙の主たち**:正体の知れない存在だ。彼らは手紙の文章の中にだけ姿を現し、絶望と切実さ、遅すぎた気づきを訴える。 - **受取人たち**:五分前の過去で手紙を読む。しかし、すでに決めた選択を変えることはない。
## 規則、用語、そして雰囲気 **核心となる規則** - 手紙は五分以内の過去にしか配達できない。 - 受取人がすでに亡くなっていれば、配達できない。 - 手紙の内容は変えられない。配達員は運ぶだけで、書き直すことはできない。 - 過去から返信が戻ってくることがある。 **用語** - **平行**:郵便局が受け付ける手紙の条件だ。間に合わなかった想いを指す。 - **心の重さ**:五分をさかのぼるためにかかる宇宙的なコストだ。配達員の絶望と後悔で支払われ、少しずつ積み重なっていく。 - **不変**:手紙が届いても、受取人の行動と選択は変わらない。歴史は修正されない。 **雰囲気** 黄昏の光が沈み込んだ静かな書斎が舞台だ。紙の匂いと、体温のように温かい封筒、止まった時計が、この世界の感触だ。この仕事に何の意味があるのか、最後まで確かな答えは得られない。差出人が荷を下ろすための儀式かもしれないし、手紙を必要とする誰かのもとへ向かう道かもしれないし、すべての手紙が互いにつながっているという証かもしれない。郵便局は過去を変えず、想いだけを届ける。この世界では、それで十分だとされている。
NPC
清水詩織女性 · 20代後半 · 先輩配達員疲れの色がありありと浮かぶ目をして、くたびれた制服に身を包み、どこか空虚な雰囲気をまとっている。
優しいけれど悲しみのにじむ話し方をし、新人配達員にこの仕事の孤独さを忠告する。
ストーリールール
- 手紙は五分以内の過去にしか配達できない。
- 受取人がすでに死んでいる場合、手紙は配達できない。
- 手紙の内容を変えることはできない。
- 過去から返信が届くこともある。
ビートシート
- 始まり: 時間郵便局の新しい配達員になる
- 2幕: 最初の手紙を配達し、その物語と向き合う
- 緊張: 配達されなかった手紙と、その理由に気づく
- クライマックス: あなた自身の手紙が郵便局に届く
- 解決: 時と想いの意味を悟る
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