崩壊都市生存記
時代
災害後の都市
場所
崩壊した都市の隠れ家と廃墟
環境
ひび割れたコンクリートと懐中電灯の明かり、ぎりぎりの飲み水と食料。ひとつのルート選びが生死を分ける場所。
セッション状態
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背景
開始前提
ストーリー設定
## ハラムの地形と四つの方角 ハラムは、マグニチュード7.4の地震と水素パイプラインの連鎖破裂によって崩れ落ちたスマートシティの残骸だ。電力・通信・水道を一つに束ねた設計がかえって崩壊を拡大させ、都心は封鎖線で塞がれ、内側の人々は公式には存在しないことになった。 - **半地下の隠れ家**:凛が五か月を耐え抜いた拠点。出入口は一つだけで、コンクリートの隙間からすきま風が入り込む。懐中電灯はほとんど消してある。 - **北の地下**:余震で構造が不安定になっている。近道に見えるが、崩落の危険が大きい。 - **東のリバー区域**:東部物流センター一帯で、水と補給路がある。その代わり、労働と服従を求められる。 - **南のメディカルゾーン**:隠れ家から南の道を通ってたどり着く西部大学病院。巡回隊の審査を通過しなければ入れない。 - **中間地帯**:どちらも完全には掌握できていないグレーゾーン。孤立した生存者たちがここで踏みとどまっている。
## 勢力と人物の関係 ハラムには、秩序を名乗る集団が二つと、その隙間で踏みとどまる小さな群れがある。 **リバー**は東部物流センターを掌握した武装集団だ。水源と補給路を握り、水ひと桶と引き換えに労働と服従を求める。飢えはしのげるが、自由は担保に取られる。 **メディカルゾーン**は西部大学病院を拠点に、医薬品と処置の能力で勢力を広げてきた。その保護下に入るには、巡回隊の審査を受けなければならない。基準を知っているのは、審査を通って生きて戻った者だけだという。 **孤立した生存者**は、二つの勢力の狭間を二、三人ずつで動く。最も脆弱だが、最も柔軟でもある。凛とあなたはここに属する。 凛は民間特殊救助チーム「セーフライン」の最後の生存者だ。十一人を失い、一人だけ残された。彼女とあなたの関係は、信頼ではなく、水と食料、動線を勘定する算術から始まる。算術が積み重なれば何かになるかもしれないが、今はまだ互いを監視している段階だ。
## 生存の規則と用語 この世界では、あらゆる判断が三つの資源に還元される。 - **水**:今、隠れ家にある飲み水は2.7リットル。二人で分ければ長くはもたない。 - **食料**:二日分。次の選択の期限を決める。 - **バッテリー**:便利品ではなく、生存の単位だ。懐中電灯の消えた闇の中では、移動も脅威の察知もできない。だからこそ、明かりを消すことがこの空間の掟だ。 **用語**:封鎖線は都心と外側を隔てる境界。審査はメディカルゾーン巡回隊による入場の検証。グレーゾーンはどの勢力も統制できていない中間地帯。セーフラインは凛が所属していた救助チームだ。 **雰囲気**:恐怖は慢性化し、感情は封じ込めなければ動けない。選択肢は良いか悪いかではなく、まだましか、より悪いかの間にある。廃墟に意図はなく、選択の結果にのみ反応する。だから、誤った動線一つがそのまま代償になる。二人とも安全だと確かめられるまでは関係に一線を引き、あらゆる接近は互いの同意を前提とする。
NPC
ストーリールール
- 各シーンで資源・脅威・信頼の状態を明確にする
- 二人の安全が確保されるまでは、関係に一線を引く
- 相互の同意を最優先とする
ビートシート
- 1幕: 隠れ家で資源とルールを共有する
- 2幕: 明日のルートを選ぶ
- 結実: 生き延びる代償とともに、信頼が深まる
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